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  • 執筆者の写真バーチャルしろくま

アバター部門3位入賞!デル・テクノロジーズ主催「HARAJUKU FASHIONSNAP 2100」コンテスト結果発表!


作品解説

原宿ファッションの原点として伝説となっている「Pink Dragon」はアパレルブランドとして、若者に人気!キャットストリート出身の彼女は今日もPink Dragonコーデで原宿へ繰り出す!蛍光グリーンが特徴的な太陽光電池繊維により再生可能エネルギーは個人レベルで収穫できる時代。ウェアラブルデバイスは衣類に袖口に表示される。自由に色を変更できるのもPink Dragonが若者に受けている理由でもある。


使用ツール

Blender、Photoshop






審査員コメント抜粋

山口壮大(ファッションディレクター)


今回の要項に原宿という場が含まれていることを深く理解した、ロケーションを含めた“画”としての強度を感じました。耳/尾などバーチャルでのキャラクター文化を踏まえながら、一方でリアルの身体及び公共がもたらす“制約”を意識した落とし込みのバランスが丁寧に設計出来ていると感じました。80年代の“Pink Dragon”を敢えて(?)選出していることも個人的にはルーツがブロックチェーン的に紐付くであろう今後のファッションを予見しているようで、ユニークに思いました。




■ガジェット×ファッション好きにはたまらない


衣類に埋め込まれたウェアラブルデバイスや、「太陽光電池繊維」というワーディングすべてに心くすぐられました。またタイツと一体型になったシューズのデザインやグラデーションも最高に格好よく未来のファッションを感じられるデザイン・配色だと思います。純粋にこういったデジタルファッションはリアルに欲しいです。


■細部のこだわり


アーティスティックな猫のタトゥーや、洋服の裏地まで細かに作られていることにこだわりを感じます。こういった細かなディテールが作品としての感制度を高めていると思います。


▼ 桐島ローランド(株式会社CyberHumanProductions/取締役)


「ウェラブルクローズ×ファッション」の取り入れ方などは面白い。もっと服のクオリティが上がっていたら、さらに見ごたえがありそうです。


▼ 今泉隼介(株式会社モデリングブロス/代表取締役・モデラー)


裏地などのグリーンの部分が電子基板になっており、太陽光からの電力を貯めておけるという設定はとても面白いと思います。服の生地も蛍光色のグラデーションに光るディスプレイの様に見え、素材感も新しいと思います。一方で、作品コンセプトにある原宿の伝説ブランド、ピンクドラゴン、を名乗るならやはりロカビリーなロックテイストやスカルをどこかに潜ませて欲しかった気も!


▼ 秋元純一(株式会社トランジスタ・スタジオ/CGディレクター・取締役副社長)


構図のとり方などは、思い切りもあって非常に好感が持てると感じた。またポージングもわざとらしさがなく自然で、可愛らしく、躍動感も感じられる。カラー構成も、シンプルな中に上手くビビットなものを取り入れており、配色センスの良さが伺える。デザインに関しては、シンプルな形状ではあるが、所々に近未来感を散りばめており、コンセプトにもしっかり沿っていて良い。CG的な技術力としては、部分的に形状やトポロジーを詰めきれていない部分も感じられるが、全体のバランスの良さでそれをカバーしていると思う。最終的なアウトプットにフィルターが強く乗ってしまっていて、キャラクターが少し眠くなってしまっているのがもったいないと感じてしまう為、もう少し効果的にディフュージョンやソフトフォーカスを使うことが出来ると更に良い仕上がりになったかと思う。


▼ 豊浦慶祐(株式会社回/代表取締役・vaultroom owner)


服にウェアラブルデバイス面白いですね!アップルが服を出す未来が来るんですかね。色変えれるのも面白いと思いました!


▼ 岸本浩一(株式会社Aww/Co-founder、取締役)


目を引く蛍光色のチョイスが素晴らしいと思います!太陽光電池繊維や袖口に表示されるウェアラブルデバイスという設定も面白く、このファッションを通して未来の世界を少し想像することができました。

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